低価格でスピーディー!一貫対応のアスベスト調査・分析会社3選
【沖縄県】おすすめのアスベスト除去業者比較表
イメージ | 引用元:https://ryuei-okinawa.com | 引用元:https://ijscorp.jp/top | 引用元:https://www.kktouei.jp/ | 引用元:https://ryukyu01.co.jp/asbestos/ | 引用元:https://www.kamizatokogyo.com/ | 引用元:https://shokaihatsu.jp/ | 引用元:https://machi-clean-kensetsu.co.jp/asbestos/ |
会社名 | 琉栄開発 | アイジェイエス | トウエイ | 琉球ゼロワン | 神里工業 | 翔開発 | 街クリーン建設 |
特徴 | アスベスト調査から解体までトータルサポート!大幅なコスト削減と品質の向上を実現 | 確かな目と経験をいかしたスムーズなサンプル採取作業 | “一現場・一担当者”をモットーに、これまで現場での事故はゼロ | コンプライアンスを徹底し安全施工・現場管理を遂行 | 調査から届出書の作成及びアスベスト除去工事を一式で対応 | 施工時には法令に従い適切な粉じん飛散防止対策を実施 | 個人発注から大型施設・公共工事まで幅広く対応 |
主な事業内容 | アスベスト調査・除去/解体工事一式・付随工事全般 | アスベスト撤去・LBP撤去・建物解体・各種建築工事(リフォーム・店舗内装・スタイルフォーム工事等)・現場管理・書類(英文・日文)作成・通訳翻訳業務 | 解体・土木工事業・損害保険代理店・建設資材販売・海上運搬輸送業務 | 建物解体工事・内部解体工事・アスベスト調査・はつり工事・産業廃棄物収集運搬・リフォーム工事・防水・塗装工事 | 建物解体工事・内装解体工事・アスベスト含有調査・アスベスト除去工事 | 公共施設改修工事・工場改良工事・工場改修工事 | 建物解体工事・内部解体工事・船舶解体工事、草木伐採工事・造園工事、駐車場整備工事・調査及び処分【アスベスト調査、アスベスト除去】【PCB全数調査、PCB処分(運搬業務)】 |
対応エリア | 沖縄県内全域 | 不明 | 沖縄県内全域 | 不明 | 沖縄県内全域 | 不明 | 不明 |
事前相談/見積り | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 |
営業時間/定休日 | 【営業時間】8:00~17:00 【定休日】土曜日・日曜日・GW・旧盆・年末年始 | 不明 | 不明 | 月〜金:9:00〜18:00 | 不明 | 不明 | 不明 |
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目次
【沖縄県】おすすめのアスベスト除去業者7選!
琉栄開発
- Point01 手厚い福利厚生
- Point02 自社一貫対応のため品質の安定化と向上
- Point03 大幅なコスト削減が可能
アスベスト調査から除去・解体工事まで自社一貫対応!安心丁寧なワンストップサービス
琉栄開発では名護市や沖縄県内を拠点に、アスベスト採取をはじめ撤去や内部・躯体解体、処分場への収集運搬までワンストップサービスを行っています。
また、現地調査・見積書作成・各種申請書類作成・届出なども全て対応可能なため、非常に頼りがいのある業者だと言えるでしょう。これまでに培ってきた独自のノウハウにより、高品質な解体工事をスピーディーに提供できる点も魅力です。
口コミ・評判
基本情報
有資格者 | ・2級建設機械施工技士 第二種油圧ショベル ・解体工事施工技士 ・2級土木施工管理技士 ・1級土木施工管理技士 ・有機性廃棄物資源化施設技術管理士 ・破砕・リサイクル施設技術管理士 ・監理技術者資格 |
主な事業内容 | アスベスト調査・除去/解体工事一式(建物解体、RC造、S造、SRC造、木造、内部解体、船舶解体) |
対応エリア | 沖縄県内全域 |
事前相談/見積り | 〇 |
営業時間/定休日 | 【営業時間】8:00~17:00 【定休日】土曜日・日曜日・GW・旧盆・年末年始 |
会社情報 | 琉栄開発株式会社 〒905-0004 沖縄県名護市中山894-9 |
琉栄開発へのアクセス
アイジェイエス
- Point01 2009年からの豊富な実績
- Point02 知識を活かした作業計画
- Point03 熟練の作業員が施工実施
米軍施設や国内の公共民間施設の解体・建築・施工まで対応!マルチな総合建築業者
アイジェイエスは2009年の創立時から、アスベスト除去工事を中心とした建設業を行ってきた実績のある業者です。専門業者としての経験から、スムーズなサンプル採取・調査に加え、知識を活かした作業計画などにも期待できるでしょう。
また、在籍する熟練の作業員が施工を担当することで、快適かつ安全な作業環境を実現。アスベスト撤去工事の費用削減にも繋げています。
基本情報
主な事業内容 | アスベスト撤去・LBP撤去・建物解体・各種建築工事(リフォーム・店舗内装・スタイルフォーム工事等)・現場管理・書類(英文・日文)作成・通訳翻訳業務 |
対応エリア | 不明 |
事前相談/見積り | 〇 |
営業時間/定休日 | 不明 |
会社情報 | 有限会社アイジェイエス 沖縄支店 〒901-2223 沖縄県宜野湾市大山3-3-26 |
アイジェイエスへのアクセス
トウエイ
- Point01 徹底した近隣調査を行う
- Point02 適切な施行方法を選択
- Point03 高品質な解体工事を提供
RC解体を中心にさまざまな工事が可能!高度なノウハウを活かした解体作業を実施
トウエイは沖縄県内のさまざまな施設や、公共インフラ整備に長年携わってきた業者です。RC解体を中心に多くの解体工事の実績を持ち、その蓄積されたノウハウを活かして、適切な施行方法の選択をすることが可能です。
また解体作業前の徹底した近隣調査や近隣住民への挨拶など、細やかな配慮も欠かさず行っているのも特徴です。
基本情報
主な事業内容 | 解体・土木工事業・損害保険代理店・建設資材販売・海上運搬輸送業務 |
対応エリア | 沖縄県内全域 |
事前相談/見積り | × |
営業時間/定休日 | 不明 |
会社情報 | 株式会社トウエイ 〒901-2121 沖縄県浦添市内間2丁目6番16号 |
トウエイへのアクセス
琉球ゼロワン
- Point01 徹底的なリスク回避
- Point02 レベル1.2.3対応
- Point03 住民説明会などの近隣対策
有資格者による安心・安全な施工を実施!公共工事や商業施設などで幅広い実績を持つ
琉球ゼロワンは経験豊富な有資格者による、安心安全かつコンプライアンスを徹底したアスベスト対策を行ってきた業者です。除去工事はもちろん、アスベスト飛散対策など、徹底的なリスク回避も特徴と言えるでしょう。
また公共施設やビルだけでなく、個人住宅や内装だけの工事など小規模の案件にも対応しているほか、リフォームに合わせたアスベスト対策も可能です。
口コミ・評判
基本情報
主な事業内容 | 建物解体工事・内部解体工事・アスベスト調査・はつり工事・産業廃棄物収集運搬・リフォーム工事・防水・塗装工事 |
対応エリア | 不明 |
事前相談/見積り | 〇 |
営業時間/定休日 | 月〜金:9:00〜18:00 |
会社情報 | 株式会社琉球ZERO-ONE 〒904-0031 沖縄県沖縄市上地3-23-30 |
琉球ゼロワンへのアクセス
神里工業
- Point01 信頼できる丁寧な施工
- Point02 日々技術向上を目指し精進
- Point03 顧客第一のサービス
お客様第一のサービスを提供!思い出に残るような真心こめた丁寧な施工に励む会社
神里工業は沖縄県沖縄市を拠点に、アスベスト除去工事をはじめ建物や内装の解体を主に請け負っている業者です。
アスベスト除去業務では、調査をはじめ各種公共機関への届出書作成や除去工事まで、すべて一式で対応可能となっています。また、建物解体工事のプロ集団として日々技術向上を目指す中で、さまざまな資格取得者が在籍しているのも特徴です。
口コミ・評判
ありがとうございました。作業開始前の挨拶や仕事終了時の片付け等微細に渡る配慮に、感謝感謝です。 山城さん、現場責任者等感謝いっぱいです。
基本情報
主な事業内容 | 建物解体工事・内装解体工事・アスベスト含有調査・アスベスト除去工事 |
対応エリア | 沖縄県内全域 |
事前相談/見積り | × |
営業時間/定休日 | 不明 |
会社情報 | 神里工業株式会社 〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根4丁目2番10号 |
神里工業へのアクセス
翔開発
- Point01 大規模/特殊な建物も対応
- Point02 専門的な事前調査
- Point03 鉛塗装除去工事実績も多数
経験豊富なスタッフが専門的な調査を実施!その結果に基づいた適正な手続きと施工
翔開発はアスベストの調査や除去工事を専門としているほか、鉛塗装除去工事にも多くの実績を持つ業者です。一般住宅・商業ビル・工場・学校や公共施設・病院といった建物はもちろん、米軍基地や自衛隊基地内などの特殊な建物まで対応してきました。
作業前には経験豊富なスタッフが調査を実施、その結果に基づいた適正な手続きと施工を提案してくれます。
基本情報
主な事業内容 | 公共施設改修工事・工場改良工事・工場改修工事 |
対応エリア | 不明 |
事前相談/見積り | 〇 |
営業時間/定休日 | 不明 |
会社情報 | 株式会社翔開発 〒904-2151 沖縄県沖縄市松本三丁目1番20号 |
翔開発へのアクセス
街クリーン建設
- Point01 自社ワンストップ管理
- Point02 諸経費込みの明瞭価格
- Point03 徹底した飛散防止の実施
大型施設から個人発注まで規模を問わない対応!お風呂場や台所など部分的箇所もOK
街クリーン建設ではアスベスト調査から除去工事、処分や書類作成・提出各種手続きまで、一貫したアドバイスとサポートを提供しています。
「一般建築石綿含有建材調査者」「一戸建て等石綿含有建材調査者」などの資格を持った有識者がしっかりと調査するので、安心感があります。また、自社ワンストップ管理による諸経費込みの明瞭価格もポイントです。
基本情報
主な事業内容 | 建物解体工事・内部解体工事・船舶解体工事、草木伐採工事・造園工事、駐車場整備工事・調査及び処分【アスベスト調査、アスベスト除去】【PCB全数調査、PCB処分(運搬業務)】 |
対応エリア | 不明 |
事前相談/見積り | 〇 |
営業時間/定休日 | 不明 |
会社情報 | 街クリーン建設株式会社 〒902-0078 沖縄県那覇市識名290-21 |
街クリーン建設へのアクセス
沖縄県の解体工事における坪単価の相場
ここでは、沖縄県での解体工事における坪単価の相場はどれくらいになるのでしょうか。住宅の解体費用相場は構造ごとに異なり、大まかな解体費用相場は、木造住宅が3万円から4万円程、鉄骨造が4万円から6万円程、RC構造は5万円から8万円ほどです。
それでは、住宅構造別の解体工事における坪単価相場を見ていきます。
木造住宅の解体費用相場
木造住宅の場合は、道路幅と近隣との距離によって解体工事の坪単価相場が異なってきます。
道路幅4m以上・近隣との距離1m以上 | 3万1,000円 / 坪(約2万7,000円~3万5,000円) |
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道路幅2m以上4m未満・近隣との距離1m以上 | 3万9,000円 / 坪(約3万4,000円~4万4,000円) |
道路幅4m以上・近隣との距離1m未満 | 3万6,000円 / 坪(約3万1000円~4万1,000円) |
道路幅2m以上4m未満・近隣との距離1m未満 | 4万4,000円 / 坪(約3万8,000円~5万円) |
鉄骨造住宅の解体費用相場
鉄骨造住宅の解体費用相場は、鉄骨の厚みによって軽量鉄骨造と重量鉄骨造にわかれます。鉄骨の厚みが6mm未満であると軽量鉄骨造となり、2階建て以下のアパートや戸建てに使われることが多く、鉄骨の厚みが6mm以上であると重量鉄骨造となり、3階建て以上のビルやマンションに使われることが多いです。
軽量鉄骨造 | 4万円~5万円 / 坪 |
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重量鉄骨造 | 5万円~6万円 / 坪 |
RC造住宅の解体費用相場
RC造住宅の解体費用相場としては、状況によっても異なりますが、坪単価3万5,000円から8万円程度が相場となっています。そのため、20坪の一戸建てであれば坪単価3万円程度で建物本体の解体費用は65万円程度となることでしょう。
【その他】沖縄県対応のアスベスト除去業者一覧
アスベストとはどんなもの?わかりやすく解説!
アスベストについては2022年のアスベスト法改正によって規制が拡大されましたが、正しく安全に工事を行うためにもより理解を深めておくことが大切です。ここではアスベストがどのようなものであるか、また健康被害やアスベストのレベルについて解説するのでぜひチェックしてみてください。
アスベストとは?
そもそもアスベストとは、石綿(いしわた・せきめん)とも呼ばれている天然の鉱物繊維のことを指します。髪の毛の約5,000分の1程度の非常に細い繊維で、綿のように軽く柔らかい形状であることに加え、耐熱性や耐火性、防音性、絶縁性などに優れた素材であり建設資材としてはもちろん電気製品や自動車、家庭用品などの材料として広く使用されていました。しかし空中に飛散したアスベストを長期間大量に吸入することでさまざまな健康被害を引き起こす原因となることが指摘され、現在日本では法律にてすべての石綿含有建材の使用が禁止されています。
アスベストの健康被害について
アスベストは肺に大量に取り込まれることによって健康に多大な被害をもたらすことがわかっていますが、そのおもな疾病として「石綿(アスベスト)肺」「肺がん」「悪性中皮腫」が挙げられます。
石綿肺は肺が線維化してしまう肺線維症という病気のひとつです。同じ症状でもその原因は複数ありますが、アスベストのばく露によって起きた肺線維症のことを石綿肺と呼んで区別しています。
肺がんのメカニズムはいまだ完全に解明されているわけではありませんが、肺細胞にアスベストが取り込まれることで物理的な刺激になり肺がんが発生するとされています。悪性中皮腫は胸膜や腹膜、心膜などにできる悪性の腫瘍で、若いときにアスベストを吸い込んだ方のほうが発症しやすいことで知られています。
アスベストのレベルについて
アスベストにはその状態や危険性によって1~3のレベルがあり、飛散の危険性に合わせた作業が求められます。ここではそれぞれのレベルについて見ていきましょう。
レベル1は、飛散性が最も高く吹き付けなどが該当します。除去の際には隔離工法が採用されることがほとんどで、事前に計画内容や作業内容の提出が必要であり、作業員の保護具などの指定があります。
レベル2は、耐火皮膜剤、保湿剤などが該当し、飛散性はレベル1よりも低いものの繊維露出が多い状態を指します。除去工事の際には事前計画の提出は不要ですが、作業内容の提出は必要です。
レベル3は、形成剤の仕上げ板などで発じん性は低いものの破損や劣化で危険性が高まるものを指します。除去作業の際は計画内容・作業内容ともに提出は不要ですが、ほかのレベル同様に細心の注意を払って作業を行う必要があります。
アスベスト使用箇所
アスベストは建物や家具のさまざまな部分に利用されてきました。一般的な住宅でアスベストが含まれている可能性の高い箇所は以下の通りです。「もしかしたら自宅にアスベストが含まれているかも」と、気になっている人はぜひ参考にしてください。
天井
建物の外側にある成形板にアスベストが含まれているケースと、断熱や吸音、結露防止のため天井裏のパーツにアスベストが含まれているケースがあります。吹き付け材として塗装仕上げなどに用いられるケースも多いです。建物の内部にあるアスベストは一見するとわかりませんが、室内や屋外にも天井裏の空気は循環していくため、対処が必要です。
壁・床
天井と同様に、タイルや化粧板にアスベストが含まれていたり、目に見えない部分に断熱材としてアスベストが含まれていたりします。たとえば、古い石膏ボードにはアスベスト含有のものがあるため注意が必要です。
窓・ドア
シーリング材の一部にアスベストが使われている場合があります。気密性を高める必要のある窓枠やドア周辺で発見されやすいです。
配管まわり
浴室やキッチンなど、配管設備が多い箇所にアスベストが使われているケースがあります。過去には、換気用のパイプや、配管設備の接合部につけるパッキンにアスベストが含まれていた事例などが報告されました。
- アスベストは長期間大量に吸入することでさまざまな健康被害をもたらす素材
- レベルに合わせた正しい対応が求められる
アスベスト調査報告は義務?怠った場合の罰則も解説
2022年の法改正によって建物の解体工事を行う場合には事前に建材などのアスベスト含有を調査し、報告することが義務付けられています。ここでは調査報告が必要な理由や、報告義務のある工事とそうでない工事の違い、調査報告を怠った場合の罰則について解説します。
アスベスト調査報告が必要な理由
アスベスト調査報告が必要になった背景には大気汚染防止法に基づく石綿(アスベスト)規制改正により規制が強化されたことがあります。アスベストを吸入することでさまざまな健康被害が懸念されるため、2006年9月から製造や使用の全面禁止をしています。ただしそれ以前の建築物にはアスベストが使用されている可能性があるため、建物を解体や改修する前に調査が義務化されたのです。
報告義務が必要な工事とは?
事前調査は原則すべての工事が対象となりますが、報告が義務付けられているのは下記のような工事です。
解体部分の床面積が80㎡以上の解体工事
工事の対象はビルなどに限らず、床面積が80㎡以上であれば一般住宅も報告対象となり、自主解体の場合も同様です。たとえば1階と2階の床面積合計が約82.5㎡の木造住宅や、棟が複数ある家屋も床面積の合計が80㎡以上であれば報告が必要です。また家屋ではなく倉庫などでも床面積が合計80㎡以上のものは事前調査の報告対象です。
請負金額が税込100万円以上の改修工事
請負金額とは改修する機器自体の費用と工事代を含めたもので、たとえば給湯器を交換する場合は機器の価格が80万円で工事代が30万円など合計で100万円を超える工事が対象です。また請負金額が税抜き95万円で、税金を含めると100万円を超える場合なども報告義務が発生します。さらに建物の補修工事を行う場合、同じ業者で1階部分を60万円、2階部分を70万円と分割して契約した場合も、合計金額が100万円を超えるため対象となります。
請負金額が税込100万円以上の一定の工作物の解体・改修工事
工作物とは建物以外のものであり、土地や建築物または工作物に設置されたもののことを指します。具体的には配管設備やボイラーなど環境大臣が定めるものが該当し、これらの解体や改修工事も請負金額が100万円以上であれば調査報告義務が発生します。
報告義務が不要な工事とは?
解体工事については基本的に面積で判断されるため、請負金額が100万円以上であっても80㎡未満の工事であれば報告義務は発生しません。また改修や補修工事は請負金額で判断されるため、100万円以下の金額であれば報告は不要です。
さらに2006年9月以降はアスベスト含有資材の使用が禁止されているため、それ以降に着工された建物で図面などで確認ができる場合は、書面調査のみで報告書を作成して報告することができます。ただし2008年2月5日に分析対象となるアスベストが3種類から6種類に拡大されたことにより、それ以前に行った事前調査は参考とし、再度調査が必要となります。
また気をつけたいのは、上記のようなケースでは報告義務がないというだけであり、着工前にはアスベスト調査を行い発注者に対して書面での報告、調査結果掲示、事前調査結果の現場への備え付けは行う必要があります。
怠った場合の罰則
アスベスト調査報告義務があるにも関わらずそれを怠った場合は、大気汚染防止法に基づき「30万円以下の罰金」を科せられます。さらにアスベスト除去などの措置義務に違反した場合は「3か月以下の懲役または30万円以下の罰金」となります。
アスベスト調査とは
アスベスト調査(アスベスト事前調査)とは、建物の解体・改修工事などの前に行う調査の一種です。建材にアスベストが使用されているかどうかを「建築物石綿含有建材調査者」の資格保有者がチェックします。
アスベストが含まれている建物で不用意に工事を行うと、関係者や周囲の人が健康被害に巻き込まれてしまうかもしれません。
安全に建物の工事を遂行するためには、アスベスト調査が不可欠です。とくに竣工日が2006年以前の建物は、アスベスト除去が必要になる可能性があるため注意しましょう。
アスベストの調査方法
安全な工事には適切な事前調査が不可欠です。正確を期すために、アスベスト事前調査は大きく分けて3種類の調査段階を踏みます。1つ目が「書面調査」2つ目が「目視調査」3つ目が「分析調査」です。
書面調査では、竣工図や改修図などの図面、建物の情報がまとめられた書類を見て、アスベストが含まれているかどうかをリサーチします。
築年数が浅い場合は、書面上の調査だけで手続きが終了することもめずらしくありません。反対に、アスベスト含有の可能性が高い建物は次の調査の参考資料として図面の情報を取り扱います。
目視調査とは、現地で実際に建物の様子を確認し、どの建材にアスベストが含まれているか判断するための調査です。書面調査でアスベスト使用の可能性がある場所に見当をつけ、現地で分析用サンプルを採取します。
分析調査は、目視調査で採取したサンプルを顕微鏡などの専門機器で分析する調査です。アスベスト特有の微細な粉塵が見つかった場合、除去工事が必要となります。
すべての調査が完了すると調査会社から報告書が送られてくるので、必ず確認しましょう。建物にアスベストが含まれているのかどうか、含まれている場合はどの程度の量なのかが明記されています。
- 原則すべての解体工事でアスベスト調査が必要だが条件によって報告義務の有無がある
- 報告義務を怠ると罰則が科せられる
アスベスト除去の費用相場はどのくらい?
アスベスト除去をする際に気になるポイントのひとつが費用ではないでしょうか。ここでは除去にかかる相場費用をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
アスベストの処理面積による費用相場
アスベスト除去の費用は処理面積によって異なり、処理面積は建物の延べ面積とは異なります。そのため予算を立てる場合には事前に調査を行い、どのくらいの範囲の処理が必要であるかを判断する必要があります。下記は国土交通省が2007年に公表しているアスベスト除去費用の目安データです。
処理面積300㎡以下 | 2万円~8万5,000円/㎡ |
---|---|
処理面積300㎡~1,000㎡ | 1万5,000円~4万5,000円/㎡ |
処理面積1,000㎡以上 | 1万円~3万円/㎡ |
上記の費用相場には事前調査や仮設工事、廃棄物処理など除去工事に必要なすべての費用が含まれています。ぜひこの金額を目安として、予算の検討や依頼する業者選びをしてみてください。
アスベストのレベルによる処分費用相場
アスベストは危険度や状態によって3つのレベルに分かれていることはすでにご紹介しましたが、レベルによっても除去工事費用の相場は異なります。レベル1はもっとも濃度や飛散性が高く慎重な作業が必要となり、処分費用も高額です。相場は1㎡あたり1万5,000円~8万5,000円程度です。
レベル2は建物の柱や内壁に使用される結露防止剤、断熱材、耐火被覆材、保温材などに使用されていることがある発じん性が高いアスベストが該当します。慎重な作業が求められ、その相場は1㎡あたり1万円~6万円です。
レベル3は天井や屋根、サイディング外壁材、体育館などのアスベスト含有ストレート板に使用されているアスベストです。レベル1や2よりも発じん性が低く、手作業での処分も可能なため比較的費用は抑えめで、相場は1㎡あたり3,000円程度です。
アスベスト除去に補助金は使えるの?
アスベスト除去は国の補助金制度が使用でき、そのほかに各自治体でも補助金制度を設けていることがあります。
国の補助金制度は「アスベスト調査」「アスベスト除去工事」が対象で、調査と除去工事それぞれの対象条件が定められています。補助額は調査の場合原則として最大25万円/棟、除去工事の場合地方公共団体の補助額の2分の1以内(かつ全体の3分の1以内)となってます。
沖縄県が行っている補助金の制度として「沖縄県アスベスト改修事業」があります。これは民間建築物の吹付けアスベスト等に関する除去等工事で、市町村から事業に要する費用の一部の補助を受ける方に予算の範囲内において補助金を交付する制度です。
補助額はアスベスト除去等に要する費用(調査設計計画費を含み、民間建築物の除却を行う場合にあっては、アスベスト除去等に要する費用相当分。)の3分の1以内の額とし、かつ、市町村が補助する額を限度としています。(1,000円未満切り捨て)
- アスベストの除去にかかる相場を知っておこう
- 国や自治体の補助制度も上手に活用して
アスベスト除去を依頼するとしたらどんな点が重要だと思いますか?WEBアンケートで調査!
ここまで、アスベスト除去の必要性や調査報告の義務化などについて解説してきました。では実際にアスベスト事前調査や除去・解体工事を依頼することになった場合、どのように業者選びをすればよいでしょうか。
そこで、当サイトでは「アスベスト除去を依頼するとしたらどんな点が重要だと思うか」について、WEBアンケート調査を実施しました。業者選びで迷っているという方はぜひ参考にしてみてください。
第1位は「アスベスト調査から除去・解体まで一貫して対応」でした。アスベストの調査や除去・解体工事には専門的な知識やスキルが必要です。調査と工事を別々の業者に依頼すると余計な手間やコストがかかってしまうため、調査から除去・解体工事まで一貫して対応してくれる業者を選ぶとよいでしょう。
第2位は「実績が豊富」でした。実績が豊富な業者であれば、それだけ多くの人から選ばれているということなので安心できます。具体的に言うと、小規模な工事から大規模な工事まで、または民間企業の依頼から公共機関の依頼まで、幅広い案件に対応してきたような業者であれば、どのようなお悩みも解決できる対応力があると考えられるでしょう。
第3位は「価格が安い」でした。アスベストの調査や除去・解体工事は頻繁に依頼するものではないため、費用感が分からないという方も多いのではないでしょうか。具体的な費用相場や補助金については先述した通りですが、なるべく費用を抑えて業者選びをするためには、仲介手数料がかからないかどうか、といった点も確認しておくことをおすすめします。また、下請けなどを使わず自社で一貫対応できる業者であれば、コストを抑えてお任せすることができます。
第4位は「対応スピードが早い」でした。解体工事開始の14日前までに事前調査の報告書を提出することが義務付けられているため、対応スピードが遅い業者では工事のスケジュールが間に合わないなどのトラブルが発生する可能性も考えられます。安心してお任せするためには、レスポンスや手続きなどの対応がスピーディーな業者を選ぶようにしましょう。
アンケートの結果は以上です。ここからは、アスベスト除去業者の選び方のポイントやアスベスト除去から解体工事の流れについて詳しく解説していきます。
アスベスト除去業者の選び方のポイント
アスベスト除去業者は各地域に数多くあり、沖縄県にも多数の業者が存在しています。そのため、どのような基準で業者選びをすればよいかわからないと感じている方もいるのではないでしょうか。ここではそんな方のために、アスベスト除去業者を選ぶ際にチェックしたいポイントについて解説します。
アスベスト調査から除去・解体まで一貫して対応
アスベストの調査を行う業者の中には、除去や解体までは対応していない業者もあります。そのような業者を利用した場合でアスベストの除去が必要なケースでは、除去や解体を行ってくれる業者を別途見つけて依頼しなければならず、その分負担や費用が増えてしまうこともあるでしょう。そのためアスベスト除去を依頼するのなら、調査から除去、解体、さらに各種申請書類作成まで一貫して対応してくれる業者を利用するのがおすすめです。
価格が安い
価格の安さだけを見て業者選びをするのはおすすめできませんが、しっかりとした理由で価格を抑えられている業者なら安心感があります。たとえばすべての工程を自社で行っている業者であれば仲介手数料などがないため、コストを抑えられることがあります。費用についての不安があるのなら、事前に複数のアスベスト除去業者に見積もりを依頼し、その内容を比較して決定するのがおすすめです。
対応スピードが早い
アスベストの調査報告が必要な条件を満たしているケースでは、調査結果の報告は解体工事などに着手するまでに行わなければなりません。そのため場合によっては急いで対応しなければならないこともあるでしょう。
だからこそできるだけ対応スピードが早く、急ぎの案件にも対応可能なアスベスト除去業者を利用するのがおすすめです。一貫対応を行っている業者の場合、さまざまな手続きが社内で行われるので、スムーズに対応できる可能性が高いでしょう。
実績が豊富
アスベストやその調査、除去には専門的な知識や確かな技術が必要です。だからこそ実績が豊富でさまざまな建物に対応してきたアスベスト除去業者を選ぶことも大切です。アスベストは建築現場の作業員の健康にも大きく影響するものであるため、信頼性が高く安心して依頼できる業者を見つけましょう。
- 一貫対応しているアスベスト除去業者がおすすめ
- 複数の業者に見積もりを依頼して比較検討してみよう
アスベスト除去から解体工事の流れ
これからアスベスト調査や除去工事を行う場合に知っておきたいのが、工事の流れです。ここではアスベスト除去工事から解体工事までの流れをご紹介します。
現地調査
建物の解体工事を行う前に、まずはアスベスト調査を行います。書面調査で不明な場合は現地にて、目視確認を行いますが、それでも不明な場合は試料を採取し分析を行うケースもあります。また調査の結果は発注者に報告し、作成した資料は工事現場に掲示しておく必要があります。
必要書類の提出
アスベストのレベルが1または2に該当する場合は、工事の着手前に定められた書類の作成と提出を行わなければなりません。たとえばレベル1の場合は「工事計画届出書」「特定粉じん排出等作業実施届出書」「建築物解体等作業届」を、工事場所を管轄する労働基準監督署・自治体などの所定の場所に提出します。
アスベスト除去
アスベスト除去の際には作業現場に「石綿ばく露防止対策等の実施内容」を掲示しておく必要があります。工事前には近隣への挨拶を行い足場の組み立てや飛散防止シートの設置を行い、周辺を含むアスベスト除去が実施されます。除去が完了したらアスベストを含む建材は頑丈なプラスチック袋に二重梱包するか、容器に密閉して保管します。
- 解体工事前は必ず事前調査を行う
- 書類提出先は自治体や労働基準監督署に確認しておこう
アスベストの除去は専門の業者に依頼しよう!
アスベストが含有する建材が使用されている建物は現在も数多く残っており、今後老朽化に伴う解体などが増加する見込みとなっています。アスベストは健康に多大な被害を与える可能性があるため、除去工事を行うのなら専門的な知識を持つ業者に依頼しましょう。沖縄県にもたくさんのアスベスト除去業者がありますが、まずは複数社に問い合わせや見積もり依頼をして信頼できる業者を見つけてください。
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【PR】費用を抑えた施工が可能なアスベスト除去業者の特徴とは?
国は建物の解体や改修による健康被害を防ぐため、事前調査を有資格者が行うことが義務化されています。アスベスト調査や除去工事には補助金の制度が利用できますが、その手続きや内容に不安や不満を持っている方も少なくないでしょう。このような問題を解決して正しく除去工事を行うためには、信頼できるアスベスト除去業者を見つける必要があるでしょう。
アスベスト除去への不安を解消したい人必見! 琉栄開発株式会社の特徴